中耳炎はミドリガメがかかりやすい病気

カメは、生活環境が劣悪だと病気にかかりやすくなってしまいます。
カメがかかりやすい病気の中には、飼育している私達でも簡単に症状を見分けることができるものもあれば気づきにくいものまで様々です。
その中でもミドリガメやハコガメなどがかかりやすいと言われている中耳炎は、カメに詳しくない素人でも普段から注意してカメを観察していれば比較的症状を発見しやすい病気です。

どんな原因で起こるのか?

カメの中耳炎は、汚れた水で生活することが原因で起こります。
質が悪かったり細菌に汚染されたエサを食べたりすると、口の中から耳管を通って細菌が中耳に侵入して炎症を起こしてしまいます。

どんな症状が起こるのか?

カメが中耳炎を発症すると、目の後ろ側の皮膚が腫れて大きく膨らみます。
見た目ですぐに分かる部分なので見つけやすいという特徴があります。
食欲がなくなってしまうことは少ないですし元気がなくなるケースも少ないため、カメの様子を近くで観察しなければ気づくことは難しいかもしれません。

カメの中耳炎は治療できるの?

カメの中耳炎は、手術で治療することができます。
爬虫類の取り扱いをしている動物病院に連れて行くと、全身麻酔をかけて動かないようにしたうえで腫れている部分に少しメスを入れて中の膿を排出します。
チーズのようになった硬い膿が出るので、その後はその部分を良く洗浄して消毒すればOKです。
一定期間は抗生物質を注射することになるので、何回か通院する必要があるでしょう。
また、カメの中耳炎は再発しやすいと言われているので、治療を受けてもしばらくすると再発することがあるという点は理解しておきたいものです。

中耳炎にかからないための予防策とは

カメの中耳炎は、水質が汚れたりエサが細菌に侵されていることなどが原因で起こります。
そのため、中耳炎にかからないためにはまずは頻繁に水替えをして水質を清潔な状態に維持するように工夫すると良いでしょう。
カメの病気は、中耳炎以外でも水質管理をしっかりすることで予防できることが多いのです。
濁って臭い水の中で生活すれば、カメでなくたって病気になってしまいます。
大切な家族の一員のカメを、どうか清潔な水の中で飼育してあげてください。それが病気予防にもつながります。

水槽の中に、カメが全身を乾かせるような陸地を作ってあげるのも病気対策となります。
カメの甲羅は陸地で乾かすことによって清潔な状態を維持できますし、カメも日光浴は大好きですからお天気の日には陸地に上がって日向ぼっこをしてくれることでしょう。

エサの質にも注意が必要です。
細菌などに侵された劣悪なエサを食べさせていたのでは、カメに病気になれと言っているようなものなので、どうか上質で新鮮な食事を与えてください。
それが病気予防となります。

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