アジアに生息する亀

クサガメはアジア全域に生息しており、日本にも生息しています。
そのために、亀の中でも日本人にも馴染みのある種類でしょう。
日本では、台湾や中国から輸入された個体が、日本で繁殖し、全国に広まっていったと言われます。

甲羅は黒い色をしており黄色い線が入っています。
頭の部分も黒と黄色の斑模様となっており、全体的に陶芸のような色合いをしています。
クサガメという名前なので、その名の通り特徴的なニオイも出します。
ペットとして飼うような人も多いですが、飼育するとニオイを発生することは少なく、野生だとニオイを発します。

日本でも、川や沼、田んぼに生息しており、昼間活動し、夜は沼や浅瀬で眠ります。
夏であれば、昼間は気温が高いので昼間眠り、涼しい夜になると行動することもあります。
亀は変温動物であり、クサガメも冬になると冬眠します。
暖かい時期が来るまでの間、土の中や、凍らない沼の水底などでじっとして、暖かくなる春を待ちます。

ちなみに日本では野生でも生息していますが、台湾や中国では個体が減っており、保護対象となっています。
クサガメの寿命は、20年や30年であり、長くても40年ほどしか生きません。
他の亀と同じように、産卵は砂を掘って、その中に卵を産みます。
ただそれは砂浜ではなく、田んぼや野山などの土の部分に穴を掘って、卵を産んでいきます。

雑食の亀

野生のもとでは、小魚や貝類、昆虫など小さい生き物を食べます。
雑食の亀なので、その他にも、野菜や果物、さらには肉や魚など、何でも食べます。
金魚やメダカも好きであり、小魚もよく食べます。
飼育するような方であれば、亀用の人工のエサを与えることも多いです。

亀はよくエサを食べて、一度にたくさん食べる種類が多いですが、クサガメは体が小さいこともあり、そこまで多くは食べません。
エサとしては、昆虫も食べるので、ダンゴムシやミミズも食べます。
また口は鋭くなっているので、貝類であっても、そのままかみ砕いて食べることも出来ます。

日光浴をする亀

クサガメもミドリガメなどと同じように、日光浴を必要とします。
日光により、ビタミンD3を作って、吸収できないカルシウムを消化します。
カルシウムは亀の甲羅の堅さを維持するために重要であり、甲羅は骨が変形して出来ているので、日光浴しないと甲羅が脆くなります。
日光浴をすることは、体や甲羅の殺菌や消毒を行う意味もあり、重要なのです。

ただ1日中日光に当たっていることはなく、あまりに直射日光が強いような時は、草の陰などで涼みます。
また、水の温度により冬眠するかどうか決まり、水の温度が20度以下になると、冬眠を始めていき、食欲が減り動きも鈍くなっていきます。

Comments are closed.

Post Navigation