スッポンモドキとは

スッポンモドキとはスッポンモドキ科スッポンモドキ属のカメです。
生息地域はオーストラリア北部からニューギニア島南部あたりです。
甲羅の長さは40cmから80cm程度まで成長します。
その名前のとおりスッポンにそっくりで一般人が見ると間違います。
別名「ブタバナガメ」とも言われるようにその鼻は突出しており大きくなっています。
生活のほとんどを水中で過ごしており陸上に上がるのは産卵の時期だけです。
水中の生活が長いため手足はオール状になっており泳ぎに適した形に進化しています。
甲羅の中心に筋状に盛り上がった部分(キール)がありますが成長するにつれてだんだんとキールがなくなります。
オセアニアの地域では昔から食用としても重宝されていましたが現在では流通や輸出が禁止されたので食用としてはほぼ使われません。
産卵時期はオーストラリアの6月下旬から10月下旬でその間に30個前後の卵を産みます。
昔、日本にもペット用として大量に入ってきましたが、飼育が難しくそのほとんどが短期間で失敗したと言われています。
現在でも、ペット用に売られていますが、値段が高く(1匹20000円前後)その飼育も難しい為あまり出回っていません。

生態

水深が深い場所よりは浅い場所を好みます。
底質は砂や泥であまり水が濁っておらず流れが緩やかな場所に生息しています。
寿命は長く20年以上生きることもあります。
産卵された卵の中で幼体が成長して卵から出るだけの状態になっても、もしその時期が乾季であれば卵から出てこずに雨季になるまで卵の中で待つことがあります。
池や川など全国どこにでも生息しており有人の離島でも目撃されています。

飼育の仕方

スッポンモドキを飼育するのは大変難しく、その準備と労力は大変なものがあります。
まず、成長すると60cm以上になることを想定して水槽を用意しましょう。
稚ガメのときは小型の水槽でも良いですが最終的には60cm以上のスッポンモドキが自由に泳げるような水槽を用意しなければいけません。
水中での生活がほとんどの為その水質には特に気を付ける必要があります。
水換えはとても重労働になりますしカメへのストレスも大きくなります。
出来れば少し高価なろ過装置を設置して常にきれいな水を提供できるようにしましょう。
温度管理も重要であまり寒くならないようにしなければいけません。
食事は植物食が強く海草や果実を主に食べます。たんぱく源として昆虫やカニなどを与えるのもよいでしょう。
市販されているカメのエサを食べさせながら足りない栄養素を補給させていくのが最も効率的です。

その他

スッポンモドキを一般家庭で飼育するのは大変難しいですがチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

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