カラグールガメ について

カラグールガメは淡水で生活をするカメの中でも最大の体のサイズを持つとされているものです。

成体になったときの甲羅の大きさは約60cmくらいが平均であり、生育状況がよいものはさらに大きくなることもあります。

原種の生息地はマレー半島やスマトラ島などのインドネシア周辺地域で、主に河川の河口部や汽水域を生活圏としています。

一日のうちほとんどの時間を水の中で過ごしており、川の中にある藻や水草などを食べながら生活をしていきます。

特徴的なのが産卵の方法で、ウミガメのように海岸の砂浜に出掛けていきそこで卵を複数産み落としていきます。

一回あたりの産卵で産む卵の数はだいたい17~37個くらいでありこれは他の同様の方法で産卵をするカメと比較してかなり少数です。

後に砂の中で孵化をした子ガメは自力で近くの汽水域で生活し、成長していくにつれ河川の淡水域に移動していきます。

見た目で最も目立つのはやはり甲羅の大きさですが、さらに繁殖期に入ったオスは頭のてっぺんが赤い色味に染まるというところが特に珍しい点として知られます。

カラグールガメ の生態

カラグールガメは上記したような繁殖期の色の変化が大変珍しいとして一時期ペットとして高い人気がありました。

そのため世界各国から乱獲者が集まり、それに加えて現地での食用のための捕獲が加わったことで短期間に一気に個体数が激減してしまうことになりました。

現在では特に絶滅の危険性が高い近絶滅種と認定しており、一般向けのペットとして輸入するのは事実上不可能とされています。

ちなみにカラグールガメの英名は「terrapin」と言うのですが、これは現地の言葉に由来するもので「食用ガメ」という意味を持っています。

中でもタイ国内での野生のカラグールガメは絶滅直前ともされるほどに危険な状態で、自然繁殖は既にできない状態に陥っているようです。

現在日本国内でもカラグールガメを見ることができる施設はあるのですが、一般向けのペットとして飼育をされているということはまずないでしょう。

成体の体の大きさが非常に大きいということもあり、飼育がされる場合もケージやケースの中ではなく園内にある自然環境に近い場所が選ばれます。

見た目に似合わず肌が弱く水質が悪化するとすぐに肌荒れをしてしまうという面もあります。

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