マタマタ について

マタマタは独特の見た目がカッコいい水棲カメの一種です。

まず最初に目につくのが平べったくゴツゴツとした形の甲羅で、それにとんがった鼻先と潰れた頭が他のカメとは全く違った独特の風貌を作り出しています。

ごつい恐竜のような見た目をしているマタマタなのですが、性格的にはとてもおとなしく攻撃をする力も決して強くはありません。

この独特の風貌があるのもそうした性格が関係しており、外敵が近づいた時に戦わなくてもよいように周囲の環境に擬態をして逃れるというためのものであったりします。

成体になった時には最大45cmくらいにまで大きくなるカメですが、見た目が気に入れば長く付き合っていけるおすすめのパートナーとなってくれます。

原種の生息地はベネズエラやコロンビアといった南米北部となっており、ブラジル中部を流れるアマゾン川流域にも数多くのマタマタが生活している様子を見ることができます。

他のカメと大きく違う点と言えるのが頭の大きさと形で、頭頂部にも広がった甲羅のような硬い皮膚があるため、頭を引っ込めることができません。

マタマタ の生態

同じマタマタであっても、南米にあるどの川の流域に住んでいるかによって微妙に個体の特徴が異なります。

最も多く生息するアマゾン川流域のマタマタは比較的頭部の張りは小さめで、甲羅の形も長方形に近い四角形をしています。

一方アマゾン川よりも北部のベネズエラ国内を流るオリノコ川に住むマタマタは頭部が大きく、丸みを帯びた甲羅の形をしています。

日本で多く見かけるマタマタはどちらかというとオリノコ川周辺のものが多いようですが、これからペットにするなら形にもこだわって選ぶようにした方がいいでしょう。

主な餌は水の中に住む小さな魚達で、肉食の性質を持っています。

飼育をするときには生き餌として金魚やメダカのような体の小さな魚を一緒に入れておくと素早く周囲の水と一緒に口の中に飲み込んでしまいます。

食べるときも歯で噛み砕くことはなく丸呑みをするので、もし人間がマタマタを捕まえたときに咬み付かれても顎の力が弱く怪我をするということはまずありません。

そんな見た目のゴツさと性格とのギャップがまた飼育をしていくときの大きな魅力となります。

飼育の仕方と注意点

飼育をする場合には専用の水槽を用意して、そこにたっぷりの水を入れて飼います。

マタマタは水棲なので、原種の生活の様子を調べても一日のうちほとんどの時間を水の中で過ごし餌が近づくまでじっとしています。

おとなしくて手間がかかりにくく飼育もし易いカメなのですが、逆にあまりにも動きがなさすぎて飽きてしまうという人もいるようです。

注意をしたいのが市販されているカメ用の合成餌はなかなか食べてくれず、生き餌を用意しないといけないという点です。

どちらかといえばコミュニケーションを期待するカメというよりも、観用ペットとして考えていた方がよいかもしれません。

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