カクレガメ について

カクレガメは発見された時期は比較的早かったものの、長らく生態がわからずどこに生活の拠点を置いているのかがわからなかったという謎の多いカメです。

現在も謎となっている部分は非常に多いのですが、発見される個体数が少ないということもあり現在では絶滅危惧種としての指定を受けることになっています。

絶滅危惧種とはそれ以上個体が減ってしまうと近々絶滅をするだろうと予想される近絶滅種となるという警告段階にあるもののことをいい、当然のことながらペットなどの飼育用に一般向けに流通をすることはできません。

ですので現在ではカクレガメを見るためには専門の水族館や研究施設に行くか、原種が存在しているオーストラリア大陸に行くしかありません。

特に近年急速に個体数が激減した理由とされているのが水質汚染で、主にカクレガメが生息していたオーストラリア北部の河川が開発が進んだことにより汚染されそのため数多くのカクレガメが亡くなってしまうことになりました。

しかし絶滅危惧種指定を受ける前からペット用として世界各国に輸出をされていたこともあり、別の地域で独自の生息をする個体もわずかながら見られています。

カクレガメ の生態

日本国内でカクレガメを見ることはめったにできず、そのため珍亀としてカメ愛好家たちからは大切に扱われています。

主な生活場所は川の中ということもあり、飼育をする場合も水をたっぷり満たした水槽の中に入れることになります。

名前からもわかるようにカクレガメはあまりあちこちに動きまわるということはなく、一日のほとんどの時間を川底でじっとして過ごします。

あまりにも動きがないために、甲羅の部分に苔がついてしまったり時には頭や手足に藻が毛のように生えたりすることもあります。

そうしたことが起こるとますます人間の目からはカクレガメを発見しづらくなってしまいますので、相当ひっそりした生活スタイルを好んでいるということが言えるでしょう。

全く川の底から出てこないというわけではなく、時々は丘に上がり日光浴をするということもあります。

主な食べ物は水草や藻などですが、たまに二枚貝などの動物を食べることもあります。

かつてペットとして流通していた時にはカメ用の合成餌を使って飼っていた人もいたようで、基本的にはあまり食にこだわりのない雑食性のカメであるようです。

飼育の仕方と注意点

今となってはペットとして飼育することはかなわないカクレガメですが、独特の見た目は一度は間近で見てみることをおすすめします。

というのもカクレガメの大きな特徴となっているのが下顎についている牙のような突起で、さらにかっと見開いた目はどこか神々しい雰囲気さえ漂います。

最初に珍亀として人気があるといいましたが、その理由はただ個体数が少ないというだけでなくまるで神の使いとして訪れるカメであるかのような風格が漂うからです。

その珍しさからカクレガメの生態を追う動物カメラマンさんもいるくらいです。

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