カミツキガメとは

カミツキガメとはカミツキガメ科カミツキガメ属に分類されるカメの総称です。
生息地はカナダの南部から中米の国にかけてのあたりです。
日本では千葉県の印旛沼水系で繁殖が確認されています。
甲羅の長さは30cmから50cmを越えるものまでいます。
カメとしては大きな部類に入ります。
名前が示すとおりとても凶暴で噛み付く力や素早さは想像を超えるものがあります。
その凶暴さから日本の侵略的外来種ワースト100にも指定されたり、特定外来種に指定されたりしています。
ですから、国内でペットとして飼ったり捕獲して持ち運んだりはできません。
ただ、普段は完全に水の中で生活をしていますし、きれいな水を好まない為普段人間が足を踏み入れることの無いような澱んだ場所で生活しているため実際に噛み付かれる被害はほとんどありません。
2014年某芸能人が無許可で飼っていたカミツキガメが外に逃げ出したことにより書類送検されるなどその扱いは大変難しくなっています。
他のカメとは違って、お腹には甲羅がほとんどありません。
それはアメリカ大陸で生活しているときに外敵がほとんどいなかった為だと言われています。

生態

カミツキガメは甲羅自体がそれほど大きくなくても尻尾や首がかなり伸びますので全長が90cmを越える場合もあります。
甲羅には、筋上の盛り上がり(キール)が中央とその左右に3本あるのが特徴です。
手足がとても太くその強靭な肉体には迫力を感じます。
また、爪が異様に発達しており餌を探すときや歩くときの助けになっています。
基本的には水の中で生活し、特に水が濁っているような場所を好みます。
泥や石があって水の流れが無い場所で生活する為水中での生活を自然の中で見ることは難しいです。
気候の変化には大変強くアメリカ大陸の気温の変化に適応して来ました。
アマガエル
ですから日本に持ち込まれたカミツキガメが大量増殖できるのもわかります。
冬の冬眠の時期以外はいつでも産卵することができて1回の産卵で20個前後の卵を産みます。
食事は雑食性でカエル、ヘビ、ザリガニ、小魚など何でも食べます。
植物では、落ち葉、花、果実などを食べます。

周辺環境

千葉県の印旛沼水系では繁殖定住が確認されており大問題になっています。
雑食性で繁殖力が強い為その水系の生態系を大きく乱しています。
印旛沼水系では毎年250匹以上の捕獲をしてもなおその数は減りません。
東京上野の不忍池でも確認されており日本全国にその広がりをみせています。

その他

ブラックバスと同じような雑食性と広がりを見せており日本の生態系にとても恐怖を与えているカメです。
もし見かけても持って帰ることは出来ませんし、危険ですので近づかないようにしましょう。

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