スペングラーヤマガメ について

スペングラーヤマガメは、琥珀色の美しい甲羅とぎょろっと丸い目をしていることが特徴的なヤマガメの一種です。

別名「オナガヤマガメ」と呼ばれることもあり、名前のとおりに主に陸地で生活をするリクガメです。

原種が生息しているのは主に中国南部~ベトナムにかけての地域で、山地や丘陵などの森林地帯の中で生活をしている様子を多く見かけます。

しかし他の東南アジア地域に生息するカメ同様に現在絶滅の危機に瀕しており、絶滅危惧種の指定を受け捕獲や流通が厳しく制限されています。

リクガメの中でもとりわけ足場の悪い山林を生息地としているカメであるため、カメとしては動きが素早く餌となる小さな虫などを見つけると素早く移動して捕食をしていきます。

独特の甲羅の色は枯れ葉の中に入っても目立たない擬態の役割もしており、普通に歩いていてスペングラーヤマガメがいるということを簡単に見分けることはできません。

甲羅の形もいそうに適して平たい形をしており、尻尾の部分にかけて三本のキール(稜線)が走っているというのも大きな特徴です。

面白いのが甲羅の尻尾にあたる部分にだけトゲトゲがついているという点で、これは成体になってからも形がきちんと残ります。

スペングラーヤマガメ の生態

数多く存在しているカメの種類ですが、このスペングラーヤマガメに関しては日本国内ではそれほど知名度は高くなくペットとして過去に飼育をしていたという人はそれほど多くありません。

反して欧米などでは人気の高いカメの品種となっており、独自に繁殖をさせたり限定的な数量の個体を輸入して高額で取引をしていたりします。

過去には日本でも沖縄地域に生息していたリュウキュウヤマガメの亜種ではないかと言われてきたのですが、研究の結果このスペングラーヤマガメとは全く別の品種ということがわかり現在では全く別の系統として扱われています。

飼育をする場合には高温多湿の環境を作ってあげる必要があり、かつ直射日光が入り込んで体が乾燥しないようにしてあげる必要があります。

陸上で活動をすることが多いカメですが完全に陸だけで生活をするわけではなく、時々水浴びをしにいくという習性もあります。

ですのでケースの中で飼う場合には水辺を適度に用意し、かつ枯れ葉などをたくさん敷き詰めた中に入れてあげるのがよいとされます。

普段の食生活は肉食なので、生き餌として販売されているコオロギやミルワームなどを与えると自分で捕まえて食べます。

合成餌も全く食べないわけではありませんんが食いつきはよくないとされているのでやはりできるだけ自然に近い環境にしてあげるのがよい方法です。

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