スッポンとは

すっぽん
スッポンとはスッポン科、キョクトウスッポン属のカメのことです。
生息地は本州、九州、四国などが確認されていますが北海道には生息していないと考えられています。
ただし、詳細は不明で南西諸島に生息しているスッポンは中国からのスッポンであり同種とはしていません。
英名「Soft shelled turtle」といわれるとおり甲羅がとても柔らかいのが特徴です。
甲羅の長さは15cmから40cmと割と大きな種類になります。
一般的な亀とは違って甲羅に模様が無く指で触るとふよっとへこみます。
通常は水の中で生活しますので、岩場に隠れたり深く潜るときに硬くて重い甲羅だと不便だから柔らかくて軽い甲羅になっています。
噛み付く力がとても強く「雷が鳴っても離さない」という言葉があるほどです。
実際に噛まれた場合はあわてて引き抜かずにゆっくりと水の中に入れるとスッと離れます。
他の亀と違って水底の泥や砂に潜ったりするので、水が流れるところよりは水が留まっている場所を好みます。
ただ、他の亀と同様に甲羅干しをすることがありその時には陸上に上がって甲羅を干しています。
産卵時期は6月から8月で1回の産卵で10から30個の卵を産みます。
1シーズンで3回前後の産卵を行いますのでトータル60個前後の卵を産みます。

生態

首がよく伸びるので鼻の先だけを水面に出して呼吸することがあります。
したがって陸上に上がってくることは滅多にありませんが唯一甲羅干しの時には陸上でゆっくり過ごします。
水上での動きはとても素早く、また陸上でもかなり早く動くことが出来ます。
食事は動物食が強く小魚、カエル、カニ、をよく食べてたまに植物性の藻のを食べることがあります。

飼育の仕方

少し大きめの水槽が良く、衣装ケースなども最適です。
砂を10cm以下になるぐらいに敷いて、水を入れます。
水深はやや浅めでかまいません。
甲羅干し用の陸地と紫外線ライトも用意する必要があります。
スッポンは恥かしがり屋さんなので周りから見えないような状況もあった方が良いです。
水温が低くなる事を嫌がりますので保温設備も用意しましょう。
水温を22℃以下にはしないほうが良いでしょう。
食事は生餌が一番好ましいです。
メダカや金魚などをあげるととても喜びます。
エビ、カニ、ドジョウ、おたまじゃくしなども良く食べます。
一般的な亀の餌も食べますので生餌とのバランスを考えて与えるようにしましょう。

その他

スッポンは日本古来より食用として愛されてきました。
また、近年ではペットとして飼う方も増えてきて日本人に一番なじみのある亀だと言えます。
家で飼う場合も熱帯魚を飼う感覚でお手入れをしてあげるとスムーズに飼う事ができます。
少しストレスに弱いところがありますので定期的に監察しながら飼育しましょう。

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