ミシシッピアカミミガメとは

ミシシッピアカミミガメとはヌマガメ科スライダーガメ属のカメのことです。
国内では全国どこでも見ることが出来ます。
甲羅の長さは12cmから25cm程です。
オスよりもメスのほうが大きくなり、メスは20cmを越えるぐらいに成長します。
日本国内では稚ガメの事を「ミドリガメ」といって、お祭りや催し物の際に売っているのをよく見かけます。
それだけにとても親しみのあるカメですが実はかなり要注意な動物です。
現在では、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれておりその生態は日本の自然環境の恐怖となっています。
1950年頃から「ミドリガメ」として大量にアメリカから輸入されてきましたが、1970年代にサルモネラ菌への感染の可能性が指摘されるとペットとして飼われていたミシシッピアカミミガメが大量に遺棄されるようになりました。
その結果生態系の崩れに大きく原因してさらに大量繁殖してしまいました。
そして今では環境省が指定した「要注意外来生物リスト」にも記載されています。
ペットとして飼う分には問題ありませんが遺棄をしてしまうと法律に問われる可能性がありますので飼う際には十分に気をつけなければなりません。

生態

池や川など全国どこにでも生息しており有人の離島でも目撃されています。
稚ガメの頃は全身がきれいな緑色をしており「ミドリガメ」と呼ばれていますが、成長するにつれてくすんだ茶褐色になっていきます。
さらに想像以上の成長をみせることで知られており寿命も30年近くあります。

飼育の仕方

肺呼吸をしている為、陸場が必ず必要になります。
また、甲羅干しを良くしますので紫外線を出すライトの設置や日の光が当たるようなところに水槽を置いておくのが好ましいです。
稚ガメの時には水温を常に20℃以上になるように温度調節が必要ですが、緑色が抜けて成長したら寒さにも強くなります。
水がきれいでなければいけませんので、できれば前日に置き水をしてカルキを飛ばしたものを毎日入れ替えるのが理想的です。
食事は基本的に雑食ですが稚ガメの時は主に動物食で、成長すると植物食になる傾向があります。
食べ物としては水草、小魚、エビ、などがあげられます。
ミシシッピアカミミガメをペットとして飼うときに一番気をつけなければならないのはサルモネラ菌です。
触れた後には必ず手洗いをして、水槽の水も常にきれいにしておかなければ感染してしまいます。
感染力はとても弱いですが十分な予防が大切です。

その他

ミシシッピアカミミガメはとても丈夫で飼育しやすいので、カメを飼うのが初めての方には良いのかもしれません。
但し、上手に飼えば30年の程の寿命があることを覚悟しなければいけませんし、稚ガメのときとは見た目も変わってきます。
十分に調べた上で飼育するようにしましょう。

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